2010年04月26日

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』読了。


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『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』読了。
エンターテイメント的でスラスラと読めるけれど、
エッセンスはきっちりつまっていてなかなか興味深かった。
ストーリー自体は紋切り型で特にひねりがあるわけではないけれど、
それが逆に「マネジメント」というものに集中できてよいのだろう。

エピローグにある「プロダクトアウト」から「マーケットイン」を意識した
してやったり的な台詞には個人的に思うところはあるけれど。。

ともあれ、高校の野球部みたいな非営利組織に「マネジメント」を適用する
という考え方を分かりやすくイメージさせてくれるところは素晴らしい。
これまで経営学なんて見向きもしなかった(あるいは知らなかった)人たちが
そういう「マネジメント」の使い方に気づくことができるだろうし、
そういった視点をもつためのきっかけになるだろうから。
ドラッカー自身、営利企業よりも非営利の組織運営にこそ興味があったというし、
(金子郁容さんが「新しい公共」関係のイベントで言っていた。)
NPOのような思いのある組織に、その思いをカタチにするためのツールとして
マネジメントやマーケティングの考え方が入っていけばおもしろい。

これだけ、この本が話題になって売れてしまったから、
二匹目のドジョウを狙ってコトラーとかポーターとかの小説も出てきたりして。
『もし女子高生が文化祭にむけコトラーの『マーケティング・マネジメント』を読んだら』なんて。
ところで、読んだことがないので分からないけれど、
神田昌典さんの小説もこんな感じなのだろうか。

それにしても、世のなかエンターテイメントじゃないとダメなんだとつくづく思う。
こういう分かりやすさとか軽さとか、実は最近ほんとに苦手…。


岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』 http://www.amazon.co.jp/gp/switch-language/product/4478012032/ref=dp_change_lang?ie=UTF8&language=ja_JP

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2010年04月02日

山本耀司、男たち。


1日夜、ヨウジヤマモトのコレクションに行ってきた。
ヨウジのショーなんて見たことないな、と思っていたら、
日本でのコレクションはなんと19年ぶりとのこと。
ヨウジでパタンナーをしている友人に声をかけてもらったので、
そんなことも知らずのこのこと会場の代々木第二体育館に行ってみたのだが、
行ってみて驚いた。

タイトル「THE MEN」に表れているが、耀司さんが選んだ「男」たちが、
耀司さんの服を着て、ランウェイというストリートを彼らの歩き方で歩く。
年齢も雰囲気もてんでバラバラ。

ストリートで出会えばそれぞれのやり方で挨拶を交わすし、
スポットライトのなかでジョジョ立ちなんかもする。
トルシエ氏なんかはバタついたリフティングまで披露する。

一見、なんだかとてもラフだし、おおらかな雰囲気。
でも、その感じがとても良かった。
ゆるやかにまとまりながらも、はめられていないし、
「男」たちが「男」たちでいる感じにとても好感がもてた。

また、音楽がよかった。服や照明と見事にミスマッチというか、
かなり肩の力が抜けていて。
「とんび」やら「ななつのこ」やらの童謡が、
ライブで演奏されていて、その感じがなんともよかった。
(ちなみにミュージシャンたちはモデルとしても登場)
コレクションのラストで耀司さんが出てきたときは、
さすがに音楽も一変してファンキーでかっこいいものだったけど。

それっぽい人たちが、それっぽい服を、それっぽく着て、
それっぽい音楽のなかで、それっぽい照明を浴びて、
それっぽいショーを演じる。そんなものとは全然違った。
ほどよくヌケていて、ユーモアがあって、それが逆にかっこよくて、
まさにちょうどいいバランスだった。

会場が丹下健三さんの代々木体育館というのもよかったな。
席の関係で、ひとつひとつの服はあまり見れなかったのは残念。

Yohji Yamamoto official site
http://www.yohjiyamamoto.co.jp/jp.html#/yy/brand/informationdesk/2010.03.11/

コレクションの写真が早速レポートされていたので、
気になるかたはこちらもどうぞ。

Fashionsnap.com ― Report YOHJI YAMAMOTO THE MEN
http://www.fashionsnap.com/report/1011aw/yohji-yamamoto-the-men/

それからコレクション前に編集者の後藤繁雄さんが行なったインタビュー。
山本耀司という人の美意識とか服への思いなんかがかいま見れて
興味深かったのでこちらもよければ。

high fashion ONLINE ― Shigeo Goto Meets Yohji Yamamoto
http://fashionjp.net/highfashiononline/feature/interview/yojiyamamoto.html

posted by wiggler at 02:13| Comment(0) | memos | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月30日

Twitterから切り離しました。


Twitterからのブログエントリの自動投稿を解除しました。

Twitterでの発言をいちいちこのブログに垂れ流すのも
このブログをわざわざつくった目的にそぐわないと
いまさらながら思い出したので。

それに更新履歴に「○○年××月△△日のつぶやき」というのばかりが
ずらりと並ぶのにもなんだかとても違和感が。

これでこのブログの更新頻度は格段に下がると思いますが、
たまに気が向いたら様子を見にきてください。

posted by wiggler at 03:16| Comment(0) | news | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月28日

2010年03月27日のつぶやき

wiggler1029 / 沼上純也
渋谷での送別会。そして恵比寿での後輩の壮行会。カラオケを経て、恵比寿吉柳にてスープカレーと焼酎で腹を満たす。 at 03/27 06:23


wiggler1029 / 沼上純也
まだ軽く二日酔いが残っているので、きょうは二次会には参加せず。にしても、渋谷の街は疲れるなー。 at 03/27 22:52


wiggler1029 / 沼上純也
きょう一番の名言は、「木を剥く方が、女性の服を脱がすより楽しい」。今日のトークイベントでプロダクトデザイナーの熊谷さんが紹介したお祖父さんの言葉。削り出すまで分からないから木目の美しさを言ったものだが、引き合いに出す例えのセンスの良さといったら、もう! at 03/27 22:59


wiggler1029 / 沼上純也
「手を抜こうと思ったらいくらでもごまかせるのに…。(報酬が変わるわけでもないのに)デザインした人の思いをくんで、あえて職人さんが手間もお金もかかる仕上げをしているのがわかる。そのことを(スクール&コンペ参加者に向かって)きちんとわかってほしい」。同イベントでの熊谷さんの言葉。 at 03/27 23:14


wiggler1029 / 沼上純也
これってアマチュアリズムとプロ意識の幸福な関係では?そういう気概がきちんと見える仕掛けがあれば、さまざまなレイヤーで共感や共振も生まれそう。 at 03/27 23:14


wiggler1029 / 沼上純也
「僕たちは、木や森のことを考えるだけでなく、職人さんが喜んでつくりたくなるよう考えなくては」。同イベントでのプロダクトデザイナー・清水さんの言葉。自分を有利にするために空気を読むのとはちがった形で、さまざまな関係性にセンシティブになることから世の中は変わっていくのではなかろうか。 at 03/27 23:23


wiggler1029 / 沼上純也
清水さんの発言の裏にあったのは、「(ルーティンの作業ではなく)チャレンジを与えられて、職人たちも喜んで取り組んでいた」。という飛騨産業の岡田社長の言葉。 at 03/27 23:32

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2010年03月27日

2010年03月26日のつぶやき

wiggler1029 / 沼上純也
いまでもたまに会いたいと思える友人がいるのはありがたい。そいつが数学と文学と彼女を愛しているのもありがたい。 at 03/26 00:11


wiggler1029 / 沼上純也
どうしてこうもテクニックばかりが崇拝されるのか。論理そのものはどれほど偉いのか。むやみに振り回す拳。宙空にただよう虚しさ。 at 03/26 00:18


wiggler1029 / 沼上純也
骨抜きにされたと感じながら(骨抜きなので)立ち上がれないA。骨抜きにされたことを嘆くB。骨抜きにされたことにも気づかないC。そんな一切合切を引き受ける受け皿を提供したものの勝ち。その価値判断の基準は目先の苦楽。 at 03/26 00:27


wiggler1029 / 沼上純也
快不快と想像の跳躍力、あるいは掘削力。刺激と反応のモデル。パブロフの仮設の実証。 at 03/26 00:29


wiggler1029 / 沼上純也
てゆう、薄さのさらけだし。よく言えばメモ。別の言い方をすれば園児レベルの猥褻物の陳列。 at 03/26 00:37


wiggler1029 / 沼上純也
電車内で盛り上がる大学生グルーブから「カプサイシン」という単語が届く。バイト先が韓国料理店だったために「カプ」とあだ名されたやつを思い出す。 at 03/26 00:43

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